計画を作るということ

大抵の人は無意識か意識しているかどうかに限らず計画して活動しています。仕事では意識的である場合が多いです。「成功する計画がないのは失敗を計画している」と言われるほどです。仕事ではなく旅行に行く時や買い物に行くとか日常生活のなかでも時間や場所あるいは巡回ルート等をあらかじめ決めておくことが多いはずです。とはいえ話が拡がりすぎても分かりにくくなるので今回のテーマは少し仕事に絞って記述します。

仕事では目標を設定し、計画を立てることを誰しも経験していることでしょう。しかしながら、そもそも計画通りに進まないケースも多く、極論すれば「計画立案は時間の無駄」と感じ、行き当たりばったりの対応でこなしている人も居ることでしょう。現場主義、現場合わせはスキルの高い人は対応できてもそれ以外の人は上手くいきません。

自分だけの業務分野なら個人的に段取りして実行すれば良いだけですが、関連する他の部署と調整したり、取引先や関係者との連携によって業務が遂行される場合はそれほど単純ではありません。

計画は目標達成のための指標であり進捗の度合いを管理するツールです。完成した計画そのものより、他と協調して業務を推進する際には、計画策定の過程で起きる「コミュニケーション」が重要になります。このコミュニケーションがとても大切なのです。そこにはチームとしてのスピード感、完成度、業務の複雑さ、ボトルネックの有無、リソースの確認等々、ありとあらゆるテーマが明示されるはずです。つまり実務的な要素の共有や共感が生まれることになります。この共有・共感がないまま、計画だけ提示されても絵に描いた餅になり、その計画は頓挫するのが目に見えています。

目的はなにか?誰が何をいつまでに実行するのか?予算はどうか?難しい部分はどこか?ケース1の時とケース2の時の対応はどうするか? 等、考える時間が重要なのです。十分に考えられ、共有・共感された計画は食べられる餅になります。

10倍の価値。10分計画作りに時間を使うだけで100分の時間短縮になると言われています。ゴールが明確でプロセスがはっきりしていれば無駄な時間がなくなります。日々の業務に集中しサクッと仕事を終わらせて、思いっきり遊びましょう!

ではでは、Enjoy your life !!

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