守・破・離


守破離とは(Wiki)、もとは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある、「規矩作法 り尽くしてるともるるとても本を忘るな」を引用したものとされている。修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるのである。

茶道に限らず日常の生活、仕事でも通用する言葉ですね。型を身につける前は、ぎこちなかったり、何故こんな事をするのかがわからないまま取り組むのが一般的でしょう。ここで手抜きすると「型なし」になります。十分に成熟すると「自分の型」ができ、離れていきます「型破り」ですね。スポーツ選手もお決まりの手順として一定の型を持っている人が多いです、ルーティン(routine)を持つと、なすべきことが明確になり集中できます。

日常生活で型を意識する

例)美味しく食べる食事の型

これで美味しくなります。お店でボッチ飯の時は心のなかでつぶやいてください。そうしないと変な人になりますから^^; 基本的に生活の中で型を意識すると心が静かになり、「いま・ここ」を楽しめます。

起床から就寝まで自分がどんな型を持っているのかチェックしてみると良いです。きっと何か発見があります。そして自ら型を破り、新しい自分の型をつくるキッカケになることでしょう。

ではでは、Enjoy your life !!

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