リーダーシップを発揮している人を観察すると学べることが沢山あります。「あり方」「やり方」は目に見えるのでわかりやすいです。しかし、見方、聴き方は「受け手の癖」が大きく影響するので歪みが生まれます（本記事の扱いとは違うのでここを参考にしてください、古い記事です）。リーダーから最も学ぶべきは「考え方」だと思いますが、これがさらに難しいのです。考え方は目に見えません、考え方が整理され纏まって初めて「考え」として表現されます。考え方は人それぞれ独自の内面における作業、言い換えるなら「思索活動」なので見えることはありません、また思索活動は本人すらも気づいていない一定のパターンがあります。多くの場合、経験の集合体として内部に「核」を持ちその核から考え方の「萌芽」が起こり、考え方に展開されます、本人すら気づかないのは萌芽があまりにも精妙なきっかけだからです。
本当に私達が観るべきは「リーダー自身が描いているビジョン（夢・将来像）」なのです。
眼の前にいるリーダーは「今まで生きてきた彼／彼女らの総体」として存在しています。だから決して他人にはわからないのです。なので次のように尋ねてみましょう
- 「あなたはどの様な夢を持っていますか」
- 「あなたが活動する目的は何ですか」
- 「あなたはどの様な社会を作りたいのですか？」
・・・この様な問いかけをすると良いでしょう。更にそれを実現するために「何を実践しますか？」と続けても学べます。年齢や経験は関係ありません。リーダーの掲げるビジョン、実践に向かう姿勢に共感できるなら一緒に活動すれば良いし、もし違っているなら離れるしかありません。
○リーダーは単独では存在しえない。
常にフォローワーが存在します。あなたがリーダーとして生きるなら最初は己自身が唯一のフォローワーです、次に誰かが共感してもらえるまで単独で活動するしかありません。あなたの実現しようとしているビジョンが多くの人に共感してもらえるなら、必ずフォロワーが存在します。もし未熟であると自覚できるなら共感できるリーダーを探しましょう！身近に居なくても世界は広いのです。必ず素晴らしいリーダーに巡り会えるはずです。自分から出会いにいきましょう！ワクワクできる人にたどり着きますよ。
ではでは、Enjoy your life !!
