あの人は優しい、この人は意地悪…と自分以外の誰かの性格をラベルすることがあります。果たしてその人の性格を表現しているのでしょうか?あなた自身についてはどうですか?
誰かに対して優しく接していても、他の誰かには厳しく接している時があると思います。ではあなたの性格は「優しい」のですか、それとも「厳しい」のですか?
固定された性格はない
前段からわかるように、性格は決して固定されているものではなく、誰でもその都度変化しているのです。にも関わらず、あの人は几帳面だとか、あの人は大雑把だと性格を断定的に表現してしまいます。
性格は関係性だ
性格とはあなたと誰かさんとの関係性表現でしかありません。つまり、あの人が優しいというのは「その人があなたに対して優しく接してくれる関係性」だということです。これは万人に当てはまります。
関係性表現をもう少し深ぼっていくと、違う言い方ができます。「あの人は優しい」というのは「あなたが その人の優しさを引き出した」とも言えるのです。つまり相手が不機嫌に成るのは、あなたが相手の不機嫌さを引き出したということですし、相手が意地悪になるのも「あなたが相手の意地悪さを引き出した」ということです。
他人は鏡って言うけれど
人は鏡とよく言います。なので人間関係を見直すなら、まずは自分が変われば良いことがわかります。なぜなら相手の魅力(=あなたにとって好ましい性格)を引き出すのは「あなた自身のあり方」で決まってくるのですから。
鏡の前に立ってみてください。目の前には当然あなたが立っているはずです。鏡に映るあなたから笑ったら恐怖です!鏡に映るあなたを笑顔にするには「まずあなたが笑顔になる」必要があるのです。
こう考えると意外と人間関係を良好化するのは単純なことかもしれませんね。さて、今日は誰の笑顔をみたいですか? 早速、その人が笑顔になるように接してみましょう!
ではでは、Enjoy your life !!