前半は少しコンサルタント的前振りですw
当時世界最大の鉄鋼会社であるUSスティールにおいて、社長のエルバート・H・ゲーリーが、それまでの「生産第一、品質第二、安全第三」という会社の方針を「安全第一、品質第二、生産第三」に変えたことが発端だとされています。厚生労働省:トップの役割と責任
モノ作りを中心とした工業社会ではこの方針の変更は優れています。今日の日本においても製造業に就業する人口が最も多いのでそのまま通用するのかもしれません。しかし女性だけを見ると必ずしもその限りではなく、最も就業人口が多いのが医療・福祉関連になります。産業別就業者数 とはいえ、どの職場でも「安全第一」が大切なのは間違いありません。
個人に当てはめるとどうなるでしょう?
まず、安全第一は健康第一に置き換えることができると考えます。
では、品質第二はどうでしょう?
愛情、友情など良好な人間関係に置き換えられるのではないでしょうか?
次に、生産第三はどうでしょう?
経済活動(仕事)と何となく短絡的に当てはめそうになりますが、もう少し深く考察する必要があります。というのも、個人に当てはめる場合は必ずしもその人が就業者とは限らないからです。そもそも6700万人しか就労していないのですから。とするならに社会(家族とか仲間等の周辺環境)に対する価値創造といえるかもしれません。
生産というのは「何かを作り出す」とすれば、それはすべからく「価値」を作り出すことにほかなりません。きれいな部屋を作ること、おいしい料理を作ること、さらに言えば人々に笑顔を作るとか、これらは経済活動ではありませんが素敵なことですね。健康で豊かな人間関係を築き,、周囲に笑顔が溢れているならとても幸せです。
今日も素敵な一日を!
ではでは、Enjoy your life !!