「KIZASHI」:兆しを感じ取る能力はとても大切です

「気配を感じ取る能力」です。一切の説明ができないばかりか、「それをする」結論に至るプロセスを飛ばして「そうしてしまう」のです。そして、結果的には「何も起きない」のです。何も起きないから認識されませんし、良い評価もなく、感謝もされません、しかし、最高の仕事の成果であり、身体のベストコンデションなのです。

マーケテイングは経営活動そのものである

マーケティングはそのまま経営用語として「和訳」されずに使われてます。「なぜ?」という疑問を抱いた事はありませんか?日本語には適切な言葉が見当たらないからでしょう。私は「経営活動」と訳します。つまり、マーケテイングは経営活動の全体を示すといって良いと考えています。だから、経営の中心に据え、諸施策を考えます。下記はアメリカマーケティング協会の定義です(2007年に改訂されています)

半分の糸とかいて「絆」 KIZUNA 

ビジョンが絆を作る

現在、被災地での活動を見聞きして思うことは、「目的・ビジョンを共有した瞬間に絆が生まれる」ということです。誰もが「協力して対応しなければならない」と直ちに感じたはずです。もちろんできることは違います。共有したビジョンに「自分がどう役に立つのか」と問いかけ自発的に行動した(している)はずです。今回の共有ビジョンは復旧(一日も早く震災前のような生活ができる環境を作る)ことです。この目的そのものが「暗黙の了解」として日本中が合意したと考えられます。さらには、それを各人が主体的に自らすすんで受け入れた結果「大きなパワーとなっている」のでしょう。当然日頃は見せない「勇気」が生まれます。やればできると信じる気持ちと表現できます。

「ビジョン・目的の共有」と「主体性(自発的に行動する)」この二つが絆の原点であり、結果として「大きな力」を生み出す。