自己重要感

新年のご挨拶記事もアップせず(Youtubeで代用)、いきなりヘビーな感じのタイトルですが、最近長い文章を書く機会が激減しているので、たまには少し長めの記事をアップし、頭の体操にでもしようかと…。もしこの拙い記事をご覧いただく方がいらっしゃるなら、お時間をいただけることに感謝します。さて、自己重要感というテーマはこれまでも折に触れてお伝えしている内容です。今回はまず、自己重要感を「自己肯定感」と「自己効力感」の要素に分けて考えてみましょう。

自己重要感だけで概念を作るより、少しだけ掘り下げられると思います。この2つの要素「自己肯定感」と「自己効力感」の組み合わせで自己重要感がの輪郭がはっきりすると考えられます。

まず、大雑把に自己肯定感と自己効力感を定義しておきます。

◯自己肯定感は、何かを成し遂げることができるかどうかに関わらず、自分は自分として価値があると感じていられるかどうかです。

◯自己効力感は自分は何かが「できる」という確信と行動、自分にはできるという概念です。

自己肯定感は、物事が期待通りの結果ではなかったとしても自分を責めすぎず、自分は自分のままで大丈夫という概念です、成功するための行動やチャレンジに対する意欲が強いとは限りません。自己肯定感があれば、最終的に目標達成ができなくても、それがイコール自分はダメだという考えにはなりません。一方で自己効力感が高ければ、今からやる物事が自分ならできると考えて挑戦し行動していくことができます。自分ならできるという確信であり、自分には無理だ、自分にはできない、という諦め方をせず、自分にはできると思う概念です。とはいえ、もし自己肯定感が低ければ、失敗を恐れることはしばしばあります。結果としてできる範囲を限定してしまうかもしれません。参考図をアップしておきます。図を参照しながら少し解説をしておきます。

LLゾーン:自己肯定感、自己効力感ともに低いゾーンです。

自己肯定感も自己効力感も両方が低い場合、チャレンジを含め、様々な行動をしなくなってしまいます。自分には「どうせできない」「どうせ無理」といった発言、失敗したときは「ほらやっぱり」「最初から無理だと思っていた」という反応が多くなります。

仕事でも趣味でも恋愛でも自分ではできると思えず、やる前から無理だと決めつけてしまいますし、失敗を常に恐れていて、実際に失敗すると自分はダメだと思い込んでしまいます。この状態では、自分から進んでチャレンジするということはほぼなくなり、義務として何かを実施する状況でなければ、行動しようとはしないでしょう。頭では「できたら良いなぁ…」と考えていたとしても自分にはできないと萎縮している状態です。

HLソーン:自己肯定感はが高く、自己効力感が低いゾーンです。

自己肯定感は高いが自己効力感は低いという場合、仕事でも何でもチャレンジにおいては、基本的には自信はありません。そして失敗してしまったときは、まあいいか、と考えて、それでめげることはありません。できるかどうかは分からないけど、とりあえずやってみる。失敗したときは「まあいいか」という反応で執着したり自分を責めたりはしない傾向が強くなります。

自己肯定感があると、とりあえずやってみるという行動ができるようになります。仮に周りから評価されなかった場合でも、だからといって自分がダメとは考えません。

しかし自己肯定感が高いため「今の自分が自分のままで大丈夫という考え方」なので、結果から学んで自分を変えていこう、次はもっと上手くできるように学ぼう、とはなりにくいため、望む結果を手に入れたいなら、新しいやり方(技術)等を学ぶ必要があるでしょう。

LHゾーン:自己肯定感が低く、自己効力感が高いゾーン

自己肯定感は低いが自己効力感は高いという場合は、「やればできる」と考えてはいるものの、失敗に対しては恐怖があります。チャレンジにおいては、できなかったら落ち込んでしまうので、やればできると思っていてもなかなか行動に至りません。自分はやればできる、本気を出してないだけ。失敗したときは相手が悪いとか、世間が悪いなど、外部要因のせいにする傾向があります。自分はやればできると思いつつも、失敗を恐れてなかなか行動ができません。面倒臭い、ダルい…、色々言いつつ、口ではできるといいながら行動しない状態です。一見すると何でもできるとは思っていてとても自信があるように見えますが、やや完璧主義的な傾向もあり、失敗の可能性があるうちは怖いので行動ができません。このため、完全に未知のものに対してはほとんど行動できなくなります。

HHゾーン:自己肯定感、自己効力感ともに高いゾーン

自己肯定感も自己効力感も高い場合は、失敗への恐れもなく、いまからやる挑戦に対しても自分ならできると考えて行動します。仕事でも趣味でも恋愛でも、思い切って行動していきますし、失敗した場合には原因を分析して、次の行動へとつなげていけるようになります。自分はやればできる、失敗は成功の過程と考える。失敗したときは内部要因も外部要因も分析して次のチャレンジへ向かう。

この状態であれば間違いを恐れず、そして自分にはできるという前提で行動しますので、目標達成ができず失敗した時も、粘り強く改善し次の行動を取ることができます。

長期的なチャレンジが必要な仕事、人間関係の良好化、健康、学習は、失敗から学び前進していくことがとても重要です。そのためには失敗してもくじけない自己肯定感と、自分にはできるはずだと信じて再び行動する自己効力感の両方が特に重要だと考えられます。

なんとなくのまとめ

自己肯定感と自己重要感がどちらも高いなら言うことなし!ですが、これは言い方を変えれば

◯自己肯定感:あり方

◯自己効力感:やり方

と言い変えても主旨はそれほど変わらないでしょう。自己肯定感が高い人はめげないので成果を創る傾向があります。自己肯定感は人生全般に多大なる影響を与えています。自己効力感はどちらかといえば特定分野でのスキル領域なので上手いとか下手という評価になります。当たり障りのないカラオケのシーン想像してみてください。自己肯定感が高い人は歌が上手いとか下手ではなく、とにかくその場を楽しんでる人達です。他方、歌は上手いけどあまり歌わない人も居ます、この人は自己肯定感が低いのかも知れません。良し悪しではなく、その人の傾向です。さてさてあなた自身はどんな傾向でしょうか?この続きは「成長」がテーマになりそうなので気が向いたら別記事でアップします。

長文にお付き合いいただき感謝します。ありがとうございます。

最後になりましたが、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

ではでは、Enjoy your life !!

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