可能性の扉を開ける

困難に出会うと人は自分の限界を突破するしかない。「艱難汝を玉にす」と言われる部類かもしれない。しかし、個人的には苦労はするものではないと思っている(参考記事)。そして「くろうよりくふう」が大切である。

もしあなたが苦手なテーマに直面したら「嫌だな」と感じるだろう。あるいは「無理だなぁ・・」と考えるかも知れない。

その時こそ見方を変えて「自分の可能性を引きだしてくれるテーマ」だと捉える事をお勧めしたい。

私は経営コンサルタントとして経営者に次のような質問をする事がよくある。

例えば来期は「前年対比10%アップしたい」と経営者が言えば「10倍にするにはどうすればいいですか?」と問いかける。他にも、「コストダウン10%ではなく50%コストダウンするには?」、「一ヶ月かかる納期を1週間にするには?」等が無数にある。

もちろん相手は即答はできない。しかし、重要なことは「普段使わない思考プロセスを動員しなければならい」ということである。これが可能性の扉をこじ開けることに繋がるのである。日常の延長線上に想定できる将来ではなく、ジャンプして全く新しい局面をイメージするための問いかけである。

個人的なことであれば、例えば「年間貯金を50万円しましょう」を「年間500万円の貯金をするには?」と問うのである。多分ライフスタイルを大幅に変更せざるを得ないだろう。今のまま(今の考え方)では無理だとわかるレベルの問いが必要である。

自らの可能性を引き出す「上手な問い」は自己を成長させ、人生の奥行きを拡げてくれる。

ただし、テーマの選択は慎重であった方が良い。

ポイントとしては「楽しめること」「好きなこと」「重要なこと」である。

これらを外すと継続的に工夫することができないし、仮にできたとしても「重要ではない」ために結果的に価値をもたらさない。

自分がチャレンジし、自分が結果を手にするのである。「重要なことを重要に扱う」

シンプルな問いかけで「人生が極端に変化」する事を実感として手にすることができる。

大いに「極端な問いかけ」をしてもらいたい。

ではでは、

Enjoy your life!!

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