限界利益について

私は税理士でも会計士でもありませんが、適当に限界利益について書いておきます。この記事は実に面白く無いです。しかし、経営者ならドンブリ勘定だけではチョット不安です。

細かい事は抜きにして簡単な図にまとめました(クリックで大きくなります)。例示してる数字は計算しやすいように適当です。実際の財務諸表はもっと細かいです、概略として捉えてください。限界利益というのは管理会計で出てくる用語です(marginal profit)これを押さえておくと、損益分岐点売上(BEP :Break Even Point)がわかりますよね。この図をなんとなく覚えておいても損はないでしょう。

前記事のおせち事件、グルーポンで批判的な意見がかなり出ているような気がします。飲食関連だけではなく、「価格設定」はとてもデリケートです。赤字覚悟で販売することもあれば、他社との差別化が圧倒的に出来ている場合など「ボロ儲け」もできるかも知れません。原価が安いから「ぼろ儲けしてる」なんて事は一概に言えないのです。

デザイナーの原価とかコンサルタントの原価など「ノウハウ」や「ソフト」と言われる「商品」はどのようにして「適正さ」が出来上がっているのでしょうか?一般の方から見れば「ボッタクリ」に感じられる事も多いのでは?

よくわからないまま「批判的に意見」するより、少しは根拠を持って意見した方が感じが良いと思います。

こちらの記事に紹介されているように、

京都を遊ぶ社長のblog : おせちの裏側

・・・・これって翻って違う業界でも言えます。 「なんでこんなに高いんだよ、俺ならもっと安くで参入できるぜ!」 という業界とか商品とかって多いのですが、 実際にいざやってみると、思ったよりも売れなかったり、 季節による変動が大きかったりして、 「なるほど、それでこの値付けなのか」と気付かされるものが 多くあります。・・・

実際、「経営の現場」は外部から見ているだけではわからない「事情」が沢山あります。この事情というのが業種業態によって様々ですし、「しがらみ」や「商習慣」みたいな事も含まれます。幸いコンサルタントして色んな「原価」を知ってはいますが、ビジネスは損益がゼロのBEPではダメなわけで、「儲け」が必要です。自分で事業を起こしてみると色んなことがわかります。

「儲けるって大変だなぁ・・・」とかw

こちらはもちろん関連します。

ではでは。


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