今年も山茶花が咲きました

山茶花今年は猛暑のせいか、かなり遅かったですね。昨年より2週間ぐらい、2006年に比べると多分一ヶ月ほど遅いと思います。それでも、必ず咲いてくれる山茶花には頭が下がります。そして少なからず私に生きる勇気と希望をを与えてくれる気がします。大いなる自然の営みに畏怖の念すら感じるというのは大げさでしょうか?


定点観測、定期観測など「一定の場所や一定の時期などを固定して観測することで変化を観察しましょう」という程度の理解で充分だと思いますが、変化を見つけるには変化してない(変化しない)要素がないと発見できないのですからね。



コレは調査とか販売促進の考察とか色んな場面で使える考え方です。

ex) 新聞折込チラシを「5万件に3回」配布して反響を調べる。

この中で変化する要素が多いと「チラシの効果がわからなくなる」でしょう?

・新聞を変える・チラシそのものを変える・曜日を変える・配布エリアを変える・・・

「5万件、3回」を固定してあるだけでは変数が多すぎて反響は実際のところ不明です。

「同じ新聞、同じ曜日、同じ配布エリア」にパターンの違うチラシを「5万件に3回」

コレでやっと「チラシの効果」が測定できそうな「感じがする」だけです。同時に折込まれている「他社のチラシ」の影響とかその日のTOP記事等他、多数の「変数」が存在しているので不確かさは残ります。

コンサルタントの仕事上「調査」あるいは「FS(Feasibility Study:フィージビリティスタディ)」などは当たり前ですが、それでも「不確かさ」が全てなくなるわけではありません。ただ、「かなりの勇気と希望」を手にする事になります。事業を推し進めるにあたり、経営者、あるいは従業員のマインドが勇気と自信に満ち溢れていることは目に見えない要素、且つ大変重要な要素です。システムが如何に素晴らしいものであったとしても、商品・サービスが優れていたとしてもそれらを扱う「人」が不安だらけでは事業がパワフルに展開することはありえないと思います。

「ヒト」「モノ」「カネ」更には「情報」という経営要素を耳にします。この要素を「等価に扱うのは間違い」です。

「ヒト」が他の要素をハンドリングするのであって、モノやカネが勝手に動くことはありません。

最も大切なのは「あなた」であり「あなたと共に働く仲間」なのです。

山茶花の話がこんな記事になるとは、職業病ですね(笑)

ではでは、良い週末を!!

こちらは昨年です。http://www.bestmax.com/wordpress/?p=160

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